メリーは安らかに眠りました。15歳7ケ月でした。 メリーはリードで繋がっていると安心してピーンと伸びるまで先に行くこともあったけど、 リードから離した途端に私から1m以上離れられなくなる内気な甘えん坊。 不自由な身体から自由になった途端に、 余計に私のそばをぴったり離れないでいてくれてます。 これからもよろしくね、メリー。 お世話になった皆様、メリーを可愛がって下さった皆様、気に掛けて下さった皆様、 本当にありがとうございました。 #
by tomo_loves_merry
| 2013-03-25 20:40
| 最新のメリー
眠っているようにしか見えないメリーを
なかなか手放せず、火曜に亡くなってから、 ようやく土曜に荼毘に付してきました。 さらに、それから一週間経ちました。 水曜から一転寒い日が続き、私はメリーとの時間が惜しくて、 毛布をかぶってそばで過ごし、夜はいつも通り一緒に眠りました。 メリーのそばで、9個目のかぼちゃプリンも作りました。 大好きなメリーの友達がたくさん来てくれました。 メリーには犬の友達はいませんが、ヒトの友達はとても多く、皆「tomoちゃんの犬が亡くなったから」という理由ではなく、みんなメリーの友達なんだということに改めて気づきました。 みんなでソファで眠るメリーを囲んで、それぞれの秘蔵する 楽しいエピソードを泣き笑いしながらたくさん話してくれました。 メリーは本当に最期まで最高に可愛く、良い子でした。 病気になっても、尚、私を元気づけてくれて笑顔にしてくれる存在でした。 もちろん、今もです。 すごく甘えん坊で、愛しく、面白くて、がんこで、優しい子でした。 15歳と7ケ月、ブルテリアとしてはかなりのご長寿だったメリー。 うちに来てすぐから悩まされていた酷い皮膚アレルギーに試行錯誤、 吉岡油糧の馬肉オーダーフード一筋で、すっかり克服できました。 2歳で綿棒200本丸呑み事件を起こして、なんとか吐き出せたものの、 一週間後に胃捻転になり、緊急手術で一命を取り留め、 その直後に今度は不整脈が発覚、「この子は長生きは出来ない」と言われ、 4歳に近所の公園で初めての心臓発作、 それから年に数回発作を起こすようになり、 6歳では良性の乳腺腫瘍の切除と一緒に、 麻酔を掛けるのが怖くて避けていた避妊手術を行いました。 同じ頃に絶対飲み込むはずないと思った大きなおやつを 丸呑みして窒息しかけるなんて事件もありました。 靭帯断裂により、一生脚が不自由になるかも、なんて言う事もあり、 関節に強い専門医に通ったこともありました。 徐々に心臓発作の頻度が激しくなり、いよいよまずい…となった時に、 素晴らしいご縁に恵まれて、8歳に満を持してペースメーカーの植え込み手術。 その後すっかり元気になって、大好きなサッカーやボール遊びが出来るまでになりました。 10歳で二度目の綿棒誤飲事件を起こすものの、 (高いところにしまってあったのになぜかやられた50本)大事には至らず。 その後、ボールの破片で腸閉塞寸前で様子がおかしくなり 無事排出されて命拾いするなど、順風満帆とはとても言えない一生でした。 心臓の大動脈狭窄という注意点はあったものの、 ペースメーカーを入れてからのメリーはすごく元気に遊んでいました。 14歳頃からボール遊びは自然と引退しましたが、 それでも散歩嫌いのメリーは毎日お庭でのんびり遊ぶのを楽しんでいました。 最後は腎不全とのおつきあいでしたが、 年は越せないかも…という状態から奇跡的にもりもり食べるようにまでなりました。 一時期は7.4kgまで減ってしまった体重も、8.6kgまで増え、 亡くなった時も8.4kgもあって、丸々とした元気な姿のまま、 まだまだ元気だからと1ケ月分の薬をもらってきた矢先のことでした。 覚悟、予想していたよりずっと突然ではありましたが、 むしろそれだけあっと言う間に眠ることができたのは何よりでした。 最期にごはんを食べなかったのも お腹を綺麗にする分なのか、たった1日だけ。 直前までもりもり好きな食べ物を食べていたし、 当日までおしっこも出てお水も飲んでいて 危惧していた尿毒症の症状の嘔吐や下痢や発作などもありませんでした。 今年に入ってからは歩くことが出来なくなり、 ペースメーカーの電池ももう切れそうでどうしたものかと先生と思案中でした。 (切れたらメリーの心臓は持ちませんし、手術もこの歳ではできません。) 腎臓はあれこれ計算して、よく食べれるようになっていた事から 何とか保全していたものと推察できますが、体力は衰えていましたし、 全体的に見てすべてが終息に向かっていたのだと思います。 友達が言ってくれた言葉、 メリーは「動物としてどうなのそれは?!(笑)」という 身体的にも精神的にも保護を必要とする子だったけれど、 本来持つ運の強さと、可愛さのおかげで人の助けや応援をたくさん頂き、 オマケに調べ魔で完璧主義の私の子になった縁で、 本来の天寿の倍近く、元気いっぱいに生きることが出来たし、 毎日私と一緒にのんびり暮らせてとてもしあわせだった、 これ以上を望むなら、不老不死しかないんだよと…。 おまけに、毎日「この子は明日死んじゃうかも」と思っていたので、 とても愛情深く、濃い時間を過ごさせてもらいました。 まさか15年と7ケ月も一緒にいられるとは思っていませんでした。 メリーがいたおかげで、私は自営業で自宅で仕事をする気になったし、 引っ込み思案のメリーに快適なおウチとおニワを手に入れるために奮起できました。 その他にも、数えきれない程沢山の素晴らしいご縁を運んでくれたメリーに、 沢山の、本当に沢山の、楽しい想い出と愛情をくれた愛らしいメリーに、 私はどんなにしても恩返しはしきれません。 メリーは(メリーの性格にとって)世界一しあわせな生き方だったと思います。 ずっと一緒に私のそばで眠って、ダラダラして、 大好きな自分の「オニワ」や平日の誰もいない「カワラ」で自由に遊んで、 最後まで食べたくないものは食べず、メリーが食べたい美味しいものだけを食べ、 毎晩一緒に寝て、昼間はメリーの望む距離で一緒にいました。 人間で言うと3〜4歳位のまま、幼稚園にも学校にも行かず、 15年間も私を頼って、私を一番に愛してくれた、かわいいメリー。 こんな面白くて優しくて甘えん坊のメリーと暮らせて、私は世界一のしあわせものです。 メリーは天国に知り合いがいないので、 ずっと私たちのそばにいることにしたようです。 自由に大好きなナベチンやママやなおみちゃんのところにも会いに行くことでしょう。 可愛い身体への執着はありますが、 それを超えるだけのものがあること、 不自由な身体から解放されたメリーが、 楽になった身体で私のそばに居てくれるのを感じます。 メリー,本当にありがとね。 これからもずっと一緒に居てね。 泣いてばかりで、ごめんね。 大好き、大好き、メリー。 (ペースメーカーは火葬できないので、取り外す手術を受けた帰り道、メリーの大好きな公園や河原をドライブしてからおうちに帰りました。) #
by tomo_loves_merry
| 2013-03-23 16:20
| 最新のメリー
今朝はパン屋さんで焼きたてのパンを買って来たけど、食べませんでした。 お水はちゃんと飲んで、トイレも黄色いオシッコをちゃんとしてくれました。 愛しいメリー。 甘えん坊のメリー。 こうしている時間が、なによりのシアワセ。 気持ち良さそうに寝息を立ててすやすや。 メリー、大好き!大好き! メリー、ずっと一緒だよ。 ------------------------------------------------------------------------------------------- この二時間後位、3月12日午後16時12分、 とても気持ちの良い春の午後にメリーは安らかに眠りました。 それは突然やってきました。 前の晩からごはんを食べず調子が悪そうだったので心配していましたが、 朝ごはんは食べなかったものの、 そんなに悪そうではなく、いつもの朝だと思っていました。 今までも山と谷があり、食べない日は時々あったのです。 でも、少し今までとは違って弱っている様子だったのが気がかりではありました。 とても心配だったけれど、その日は今日じゃない、と思っていました。 私はメリーとソファでゆっくりし、午後からはお庭でひなたぼっこをして、 そろそろ確定申告をしなくては…と、 ソファをデスクの前まで引きずって座り、パソコンに入力していました。 メリーが大好きな掛け布団をソファの上に置いて、 その上にメリーのベッドを乗せていました。 メリーは私の横でぴったり鼻先を私の脚にくっつけて、 のんびりしていました。 確定申告はもう仕上げだけだったので一瞬で終わり、 またメリーとのんびりしていると、 ガサガサと動いて、動く時はトイレか喉が乾いた時なので、 私はお庭(トイレ)に連れて行きました。 でもトイレではない様子だったので、 お水かなぁとお水を口のそばに持って行ったけれど、飲みません。 心配になり、私はペットシーツをいつものように敷いて 膝の上にメリーを乗せると、メリーはいつものようにおしっこを漏らしました。 息が乱れ、今度はゆっくり大きな呼吸になり、 メリーが不自由な身体から自由になろうとしているとわかりました。 メリー、ありがとう、ありがとう、楽しかったね、メリーはすごくいいこだね、 もう無理しなくていいよ、ずっと一緒、ずっと一緒だから心配要らないよ、 と声を掛けて、膝の上のメリーを抱き寄せるようにしながら 頭からお尻までゆっくり撫でていると、 あっと言う間にメリーは眠ってしまいました。 私の膝の上で、とても安らかな寝顔でした。 それから何時間も メリーは温かいまま、 私の膝の上で眠ったままでした。 その後、メリーをお風呂に入れて、ふわふわに乾かしてあげて、 メリーはいつもの眠り方でベッドに入りました。 とても安心した顔をして。 メリー、おつかれさま。 最後はしんどかったのに、よくがんばってくれたね。 いろいろ食べてくれてありがとう。 いっぱい遊んだね。 毎晩一緒に眠ったね。 すごく楽しかったね。 すごくしあわせだったね。 いつも仲良かったよね。 優しく心配しあっていたね。 メリーに会えて一生一緒に暮らせて 私は世界一のしあわせものだね。 メリー、本当にありがとう。 約束通りずっと一緒にいるから、 何も心配要らないよ。 安心してぐっすりおやすみ、 愛しいメリー。 ありがとう。 #
by tomo_loves_merry
| 2013-03-12 16:12
| 最新のメリー
また例によってチビっちゃいました。 お膝ってあったかいからなのかなぁ(笑)。かわいいね。 昨夜から急に食べ物を受け付けなくなってしまいました。 今朝は熊本の友達が送ってくれた馬刺しを少しと、 同じく熊本の友達が作ってくれたメリー玉(メリー用クッキー)を少し食べました。 お薬はシュークリームに混ぜたら食べてくれました。 だっこしたらニコニコしてたけど、ちょっといつもより元気がないのが心配。 スタンダードなものは何ひとつ食べてくれないので、 この際変わったものがいいかなと思って 夜は、牡蠣を茹でたもの、サーモン、納豆などをあげてみたけどダメでした。 でもそれはこの数ヶ月何度もあった局面。 また何か食べれるもの、急いで探すからね。 一緒に上で寝ようね、メリー。 #
by tomo_loves_merry
| 2013-03-11 17:40
| 最新のメリー
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by tomo_loves_merry
| 2013-03-09 16:21
| 最新のメリー
|
by tomo_loves_merry
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